2016年唐山世界園芸博覧会は29日、河北省の唐山市で開幕しました。今回は初て採炭地盤沈下地区で世界園芸博覧会を行うとともに、中国大陸で行う世界園芸博覧会としては五回目となります…

　5月から始まる唐山国際園芸博覧会を控え、「国際園芸博覧会を迎え、百メートルの巻き絵で唐山を描く」というイベントが24日、唐山市開滦博物館前の広場で行われました。唐山市観光局や開滦国家鉱山公園、唐山市藍星美術学校、開滦文化体育センター、300人あまりの7歳から15歳までの青少年やメディア関係者が出席しました…

　名称：　 2016年唐山世界園芸博覧会
　クラス：    A2+B1
　日程：　  2016年4月29日～10月19日
　場所：　 唐山南湖公園（河北省唐山市）
　テーマ：   「都市と自然」、「鳳凰涅槃」
　理念：　 流行の園芸、グリーン環境保護、低炭素生活、都市と自然の調和と共存
　……

　唐山世界園芸博覧会のロゴがこのほど決まり、唐山の特徴を反映して『有鳳来儀（鳳凰が吉祥をもたらす）』と名付けられました。設計者は、中国国家トップレベルの美術家で、画家の韓美林さんです。

　唐山は「鳳凰城」と呼ばれるため、ロゴは頭を高く掲げた多彩な鳳凰がメインで、唐山は勢い盛んな時期であり、鳳凰が吉祥をもたらすという意味が含まれています…

　しばしば「唐」と略し称される唐山市は、河北省が管轄する都市で、河北省東部、華北平原の東北部に位置します。南は渤海に臨み、北は燕山に頼り、北京と天津に隣接し、華北地区と東北地区を結ぶ交通の要衝にあり、京津唐（北京・天津・唐山）工業地帯の中心的な都市となっています。

　唐山は中国の近代工業の発祥の地であり、強い工業基盤を持っており、「北方の磁器の都」と呼ばれています。ここでは中国初の機械化された石炭採掘炭坑と、初の標準軌鉄道、初の蒸気機関車が誕生し、豊かな工業文明が育まれました…

　2016年唐山世界園芸博覧会のマスコットは中国で有名なデザイナー韓美林氏の手によって完成され、「鳳凰花の子」と名づけられました。

　マスコットのデザインは色彩において園芸博覧会のシンボルマークと似通っており、人々に強いインパクトを与えます。「鳳凰花の子」の人物は七色の花冠と鳳凰の羽毛などをつけ、博覧会シンボルマークのある伝統服を着用し、両手を広げて走るその姿は…