4月に北京に来て以来、CD屋さんに行くのがとても楽しみになりました。
私がよく行くのは大学のそばにある本屋さんと一緒になっている大きな店ですが、たくさんのCDやDVDが並んでいて、見ているだけでも1時間位すぐ経ってしまい全然飽きません。
北京五輪関連のCDやDVDも多くあり、私も4枚ほど買いました。
北京五輪ソングのCDをはじめて買って開く時、どんな曲が入っているのか楽しみでとてもワクワクしました。そして開けてみると、中に入っていた曲はみなテンポのよい曲が多く、中華風の大陸的なものや西洋風のポップス、香港ポップス風等様々な内容で、私の期待以上のものでした。どの曲もメロディーや間奏の中にドラの音とか胡弓とか笛とか中国伝統の味付けが入っていたりして、中国の大陸的な広がり、スケールを感じさせてくれとてもいいなあと思っています。
五輪ソングを聴いていて一番嬉しいのは、なんとなく元気が出てくると言うことです。北京に来て生活する中で、いつも中国語には苦労していますが、特に4月にはしっかりと聴き取れる中国語の単語も数えるほどでしたので大変でした。でも、CDやDVDを見ることによって聴き取れる単語もだいぶ増えました。特に歌詞の中にしょっちゅう出てくる「モンシャン」という言葉の意味が「夢」であることを知った時、とても元気が出てきて「がんばろう」という前向きな気持ちがもらえて嬉しく思いました。
「みんなの夢が今実現しようとしている!」
「世界の人たちを喜んで向かえよう!」
「100年の夢がかなう!」
日本だったら、歌詞がストレートな表現過ぎる感じがしますが、この五輪ソングを聴いていると、このストレートな表現が気持ちよく伝わってきて、中国そして北京の人々と同じような気持ちで五輪を迎えようという気になってきます。
そんな中での私のお気に入りの曲をあげると、次の3曲です。
1 北京 歓迎 ニー :この曲はメロディー、歌手のメンバー、歌詞 最高です!
2 実現 モンシャン :これは聞いているだけで夢を実現しようって気にさせてくれます
3 Forever Friend :これは誰とでもすぐに仲良くなれちゃいそうな曲です
そんなわけで、五輪ソングを聴くことによって、北京五輪への期待はさらに高まってきます。
【プロフィール】
1957年生まれ 早稲田大学教育学部卒 筑波大学体育研究科大学院修士課程修了 専門スポーツは陸上競技 早稲田大学本庄高等学院 教諭 早稲田大学スポーツ科学部講師 2008年4月ー2009年3月 早稲田大学から北京大学への交換研究員
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