1.車の量が減った!
これについては、いくつか理由があり、ひとつは学校が休みに入り学校関係で走っていた車や自転車が減ったことがあげられます。また、公用車の使用にも規制がかかったようで、公用車としてよく使われる黒のアウディーも、なんとなく少ない気がします。来週からはナンバーによる規制に入るためさらに減るようです。
2.チェックが厳しくなった
空港での入国チェックは4月に来た時よりも相当厳しくなりましたが、地下鉄に乗るときにも係員がいて荷物のチェックをされるようになりました。先日は私にとっての仕事道具のバランススティック(健康体操用具)の長いバッグを持って入ろうとしたらいきなり止められ、銃と間違えられました!
中を開けて、「こんなふうにして使うの」なんて話したら、係の人にきょとんとされましたが、電車に乗るのも大変です。
3.大学への出入りが難しくなった
私の住む北京大学は体育館が五輪卓球会場ですから、入校の時にはいつも係員ににらまれるようになりました。不審に思われると身分証明書の提示が必要になり、持ち忘れると部屋に戻れなくなりそうです。また、よく行く北京体育大学は外部者の出入りが完全に規制されて中に入れなくなりました。これは、オリンピック準備で中国代表選手の練習場になっているためで、当然厳しいわけです。この体育大に最近出来た建物の内部の写真は4月に撮影したものですが、日本にはあまり紹介されてない部分だと思います。
これからは、オリンピック直前の変化について、またレポートしようと思います。
▼北京大学内の私の住む部屋の前のオリンピック用マラソンコースにも掲示板が立ちました。
▼地下鉄の駅。ここは地上に出ている部分の多い13号線の駅ですが、なかなか近代的です。
▼北京体育大学にある強化選手用施設。この建物の中で現在中国代表選手たちが練習しています。
▼巨大な建物の中にある室内陸上競技場。劉翔選手もここに来るかもしれません!
▼建物の半分は体育館やトレーニング場です。
▼足を漬けて入る形のいわゆる足湯。その後に足つぼマッサージに行くのかもしれませんね。
【プロフィール】
1957年生まれ 早稲田大学教育学部卒 筑波大学体育研究科大学院修士課程修了
専門スポーツは陸上競技
早稲田大学本庄高等学院 教諭 早稲田大学スポーツ科学部講師
2008年4月ー2009年3月 早稲田大学から北京大学への交換研究員
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