中国情報産業省の奚国華次官は24日、「すでに99.2%の行政村で電話が開通しており、『農村地域への電話開通プロジェクト』は今後、自然村へと拡大していくことになるだろう」と述べました。
「2007年中国互聯網(インターネット)大会」で奚国華次官は、「今後の第1の目標は、自然村への電話開通率を大きく向上させることだ。第2の目標は、農村でのインターネット接続を実現し、インターネット、ブロードバンドの農村への普及を進めることにある」と語りました。
中国の一部の農村地域での通信設備導入を実現するため、信息産業部は03年8月から、「電話村通工程」計画を実施しています。この計画にはすでに159億元が投じられており、中国電信股份有限公司(0728@HK)(中国電信)、中国網通集団(香港)有限公司(0906@HK)(中国網通)、中国移動有限公司(0941@HK)(中国移動)、中国聯通股份有限公司(0762@HK)(600050@CH)(中国聯通)、中国衛通、中国鉄通の6つの電信キャリアが参加しています。
また、情報産業省は今年から、インターネット等の各種情報プラットフォームの農村地域での拡大を強化し、情報技術の農村での普及・応用率を高め、農村で必要とされている情報が効果的に提供できるようにするため、農村での情報ステーションの建設を強化しています。(新華ネットより)
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