中国大陸の企業、チャイナ・ボーチー(中国・博奇)が8日、東京証券取引所第一部に上場しました。中国大陸の企業が東京証券取引所第一部に上場したのは今回が初めてで、東証一部に上場した始めての外国企業でもあるということです。
東京証券取引所の斉藤惇社長は挨拶の中で、「チャイナ・ボーチー社は、石炭火力発電所で用いられる環境保護システムに関連した業務を行っている会社で、東証としては、今後も、中国企業の旺盛な資金調達ニーズに応えることを通じて、中国経済の更なる発展に寄与するよう、一層の努力を重ねていきたい」と語りました。
また、チャイナ・ボーチーの白雲峰社長は「今回の上場を通して、日本の証券市場の先進的な管理経験などを学び、これからも世界の環境保護のため、がんばっていきたい」と意欲を示しました。(傅穎)
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