中国商務省が1日に発表したデータによりますと、7月23日から29日まで、全国食糧価格は下落した水産物と変動のなかった穀物類を除き、食用油、肉類、鶏卵、野菜、果物がいずれも上昇したことが分かりました。
この一週間、肉類価格は1.8%も上昇し、生鮮豚肉は前の週(7月16日から22日まで)に比べ2%、生鮮牛肉は同1.4%、生鮮羊肉は同0.3%値上がりしました。
鶏肉や鶏卵の価格も続騰しています。鶏肉は同1.4%、鶏卵は同2.4%上昇しました。鶏肉価格が上昇しているのは、食鶏の供給量が減少しているためです。また、炎天下の影響で鶏卵の生産率が低下していることに加え、南部で発生した水害により北部地域の購買圧力が向上したため、全国的に鶏卵価格が上昇しています。今週も食鶏・鶏卵価格は上昇すると見通しです。
また、豪雨や猛暑の影響を受け、全国の野菜平均価格が前週に比べ3.3%値上がりしました。これは、南部地域で降り続く雨により、野菜栽培地の被害範囲が拡大していること、長雨の影響で野菜の収穫・輸送・保存などのコストが上昇してることが原因となっています。気象部門によりますと、この雨は今後も中国の広範囲で降り続く見通しで、野菜価格は今後も小幅ながらに上昇すると見られています。(新華ネットより Lin)
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