アメリカのフォーチュン誌が7月11日、2007年度のグローバル企業ベスト500社の番付を発表しました。中国からは全部で30社がランキングされ、この中には、国務院国有資産監督管理委員会が資産を保有している企業、つまり、「中央企業」が16社含まれており、中国五鉱(国五鉱集団公司)、中海油(中国海洋石油総公司)、中国遠洋(中国遠洋運輸)などの3社が初めてランクインしました。
2007年のフォーチュンベスト500にランキングされた中国企業の数は昨年より6社増え、30社のうち、中国本土の企業が22社、香港が2社、台湾が6社となっています。中石化(中国石油化工集団公司)、中石油(中国石油天然気集団公司)、国家電網公司が中国企業のトップ3を占めています。中石化は1316億3600万ドルの年間売上高で去年の23位から17位に進み、500社の中で、もっとも順位の高い中国企業となり、アジアの企業ではトヨタ自動車に次いで二位を占めています。また中石油は500社の中では、売上ランキングでは24位、収益ランキングでは17位をそれぞれ占めており(去年の利益は132億6500万ドル)、中国企業の中では、利益がもっとも多い企業でもあります。
一方、雇用人数ランキングでは、2位と3位を中国企業が占めています。中国国家電網公司は150万4000人の従業員数で世界2位、中石油は108万7000人で世界3位、アメリカ郵政サービス公司は79万6000人で四位を占めています。(『新京報』より、Yan整理)
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