日本風ラーメンと日本料理を経営している味千(中国)が3月30日、香港の証券取引所に上場しました。『新京報』によりますと、味千ラーメンは3億株を発行し、13億4000万から16億4000万香港ドル(約240億円)の資金を調達することにしています。味千中国の中国本土業務を主管している領先レストラン管理有限公司の責任者は、「味千は香港と中国本土での市場シェアを高めるため、株式市場から調達した資金は主として、ネットワークの拡大に振り向けられる」と述べ、今年の利益については1億6000万元以上を目指すことを明らかにしました。
この責任者はまた、味千(中国)は上場後、中国本土でフランチャイズ経営を始めることも発表しました。
味千中国は1996年、本社が熊本市にある日本重光産業株式会社が運営する「味千拉麺」チェーンのフランチャイズ権(中国、香港の代理権)を取得し、香港の銅鑼湾(コーズウェイベイ)に1号店を開業。その後、1998年から、中国本土に進出し、直営店をメインに深せんや上海で相次いで店舗を出し、現在、香港と中国本土で122店舗(うち、中国本土107、香港15)を展開しています。2008年までに、味千ラーメンは店舗数を一気に320店にまで拡大する方針を掲げています。(翻訳:王小燕)
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