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   2007-01-22 11:27:51    cri

  

 新農村建設シリーズ 二回目の今週では、山東省房干村は何故観光業を選び、観光業の発展により、村人の生活がどのように変わったかについてお話します。

 村民・韓汝山さんは敷地面積200平米の二階建ての家で、妻、子供2人と4人家族で暮らしています。観光業の発展につれ、韓さんは村で新築されたホテルで調理師の仕事をするようになり、韓さんの家も2000年から家庭旅館を経営するようになりました。奥様は家庭旅館を切り盛りするほか、8アールの農地、それから100本のリンゴや梨の果樹園をも請負、一家の年間総所得は3万5千元?4万元だと言います。

 現在、村では、家庭旅館を経営している家のほか、日用雑貨の売店や土産品店の経営者、道路の清掃係、景勝地の入場券販売係り、村営レストランやホテルで働く人、など農業以外から固定収入が入る人の数が増えています。

  

 何故、観光業を選んだかについて、村の前書記・韓増旗さんは、「やむをえない選択肢でした。村の発展にいくつかの段階を歩んできた。改革開放の政策が実行された当初、農作物の栽培に力を入れたお蔭で、お中いっぱい食べられるようになりました。その後、生姜という経済作物を作って、現金収入を上げ、村人の台所事情が改善されました。しかし、生姜栽培による所得増加は長く続きませんでした。生姜の価格は年により、大きく変動していたからです。が、一旦豊かになった村人の生活を、決して後戻りしてはならない。どうしようかと、もっと持続的に発展できる産業モデルはないのかと色々模索しているうちに、観光業にかけた」といいます。

 房干村は省都、人口300万人の都市・済南からわずか70キロしか離れていません。現在工事中の高速道路が開通すれば、一時間で到着します。このほかにも、莱蕪市、淄博市、泰安市などはいずれも方位100キロ以内の都市です。都市部の生活レベルが向上しているに連れ、大自然へ息抜きしに行きたい人が増えています。

 「ニーズは確実にある」と韓さんは将来の発展を見込んでいます。今後は、都市部の定年退職者向けのレジャープランや、観光の目的を兼ねて、映画・テレビの撮影基地をも作る予定。韓さんは、将来の青写真について、「日本のように、家々がマイカーを持ち、豊かに暮らしたい」と極めて具体的な目標を掲げていました。

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