
今月4日、ITU・国際電気通信連合の主催による「テレコムワールド・2006世界電気通信展」が香港コンベンションセンターで開催されました。今度の通信展は初めてITUの所在地、ジュネーブ以外の都市で開かれたもので、世界40の国と地区から600社以上の企業が出展し、出展企業の数も展示規模も史上最大となりました。
また、11月22日、NEC中国通信公司に確認した情報として、NECが海外市場から2G、2.5Gの携帯を全面的に撤退し、次世代携帯の研究開発とプロモーションに専念すると報じました。これについて、業界筋は、日系携帯端末メーカーが現在の中国市場から全面撤退することを意味すると見ています。ただし、中国で3G携帯の基準が採択された後、NECは再び中国で高級機器市場向けの携帯端末製造を始める予定だと強調しています。

こんな背景のもとで、経済スクランブルは香港で世界電気通信展に出展しているNEC本社の岩間さんに電話インタビューしました。今回のBizゲストは、このインタビューについてご紹介します。(劉叡琳)
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