アメリカ自動車販売業者のマルコム・ブリックリン氏は７日、ＮＡＩＡＳ・北米モーターショーに参加し、中国産の高級ハイブリッド車が２００９年にアメリカ市場に進出する見込みだと表明しました。

　ブリックリン氏が経営するビジョナリー・ビークルズは現在、中国の自動車メーカーと協力を行っています。ビジョナリー・ビークルズが設計を担当し、中国の自動車メーカーが生産すれば、価格は同類車種より３割安くなるだろうということです。

　ブリックリン氏はまた、すでに１５社ほどの中国メーカーと接触し、提携する見通しがあると語りました。

　このほど、ビジョナリー・ビークルズと奇瑞（チェリー）自動車公司は、米国市場で奇瑞が生産する小型車を販売するという提携合意に達したが、この提携は数ヶ月前に中止しました。2006年末、奇瑞はダイムラー・クライスラーとの提携を発表し、相手先ブランドによる生産（ＯＥＭ）の形でアメリカ市場に小型車を輸出することとなっています。（新華ネットより）