1984年に入ってから、天津濱海新区開発地区は、お年寄りが経済と社会発展で収めた成果を十分に享受できるため、いつも有効的な措置を講じて、彼らの合法的な権益を維持してきました。20年余りの開発と開放を経て、アルカリ性の荒地から発展した開発区は、現代的な産業区となっています。お年寄りの人口は急速に増えることにつれて、老人福祉事業は、ますます開発地区の各界の人々の関心を呼んでいます。
天津濱海新区開発区老人協会の周相栄副会長は記者のインタビューに答え、「老人協会が発足した時、会員は70人しかなかった。われわれは、活動の効果をあげるため、開発区のお年寄りを対象にアンケート調査を行った。調査の結果、お年寄りの基本的情況やお年寄りが何をしたいのか、どんな要求があるのかなどが分かった。アンケート調査を通じて、いろいろなよい提案が出された」と述べました。
現在、天津新区開発区老人協会の会員は、千人余りに増え、加入率は95%以上に達しました。協会は、いろいろな活動を展開するほか、他の部門、特に、外資系企業との協力と交流を強化し、お年寄りの生活レベル向上に共に努力しています。
周相栄副会長は、「開発区では、中国と外国の文化が反映されている。なぜなら、各国の投資家がここにいるからだ。われわれは仕事の中で、投資企業が貧しい人たちに寄付し、公益事業に参加することを企業の文化活動の重要な一部分としていることを知った。このため、われわれは、外資企業が公益事業を行うことに、できるだけよい条件を提供している。数年間の努力を経て、われわれは、ここに企業を設けた多国籍企業との協力関係を保った」と述べました。
天津濱海新区開発区に住んでいるお年寄りは、読書、文書の募集などいろいろな芸術活動を行い、自分の生活を充実しています。そして、地元の公益事業活動にも参加しています。例えば、老人協会は、自転車チームを発足し、毎月、開発区の各町で消防安全意識宣伝し、安全措置を講じるかどうかを検査しています。
老人協会のもう一人の副会長である何友安さんは、「開発区のお年寄りは、様々な活動を行い、幸せな晩年を送れる人になるため努力するほか、開発区の経済社会の発展に貢献してきた」と述べ、「開発区で暮らしているお年寄りは自分が幸せだと感じている。開発地区では老人福祉事業が盛んに行われ、至るところで老人を世話し、尊敬する場面がよく見られている。また、老人協会の仕事に携わる人々が、老人福祉事業のため、どんなことをする場合、開発区はいつもいろいろな便宜を提供し支持してくれる。このため、老人福祉事業は著しい成果を収めた。開発区にいる外資系企業は老人福祉事業の発展を見て非常に喜び、老人福祉事業の一層の発展のため、尽力したい」と述べました。
老人協会の一部の理事たちは、退職した後、開発区に移転して居住した人たちで、協会の様々な活動に積極的に参加し、老人福祉事業の発展によい提言を出しました。
天津開発区老人協会の朱家瑞理事は、「老人協会で具体的な仕事をする人たちは、皆お年寄りで、どんな仕事でも、熱心にやってくれる。また、広範なお年寄りは、協会の励ましの下で、家に閉じ込まらないで、社会、あるいは老人協会のさまざまな活動に参加している。老人協会は毎年の9月9日敬老日この日、盛大な式典と様々なイベントを行っている。お年寄りたちはこれに非常に満足している。老人協会には、自転車、卓球、合唱、踊り、モデル、撮影、書道などのチームなどが設立されている」と述べました。
開発区のお年寄りたちは、豊富多彩な文化娯楽活動を通じて、元気で幸せな生活を送ると共に、知識レベルも向上してきました。お年寄りたちはサイクリングで大連や煙台などの地区を訪れ、開発区の建設成果を宣伝しました。
自転車チームの責任者廉逢春さんは、「濱海新区開発区で暮らしているお年寄りはは、非常に幸福だと感じている」と述べ、「老人協会は、いつも我々のことを考えて、いろいろなイベントを行っている。これらのイベントを通じて、濱海新区の建設情況を紹介すると共に、新区地区の人たちの姿をも表している。我々はサイクリングを通じて各地の改革と開放の新しい姿をこの目で見ることができ、改革開放の素晴らしさを一層理解して、今の生活をもっと熱愛している」と述べました。(陳梅珍)
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