最近日本では、外食をする日本人はこれまでの習慣を変えざるを得なくなっています。一部のレストランが使い捨て割箸を提供しなくなったからです。中国の新聞「国際先駆導報」の記者がこのほど、東京のある料理店で食事をした時、これまでいつもあった割箸の箸入れがなくなっており、食卓の上には繰り返して使える箸が置かれていました。以前、日本ではほとんどのレストランで割り箸を提供していたのですが。
料理店の店員は記者に、「割箸を使うことは環境を破壊するだけでなく、レストランの運営コストも増やす新しく出している繰り返して使える箸は高温の食器洗い機を使って洗ったので、衛生上の問題はない」と述べました。あるお客も、「割箸のほうが衛生的だが、環境保護の角度から見れば、割箸を削減することはいいことであり、普及させるべきだ」と話していました。
これらのレストランでの取材で、記者は、日本の「毎日新聞」やアメリカのAP通信が報道した「割箸が供給不足にになっている」という問題は余り感じませんでした。
中国は日本にとって依然として、最適な輸出国
以前、これらのメディアは、「中国から輸入した割箸が値上げしたため、日本は『箸の供給不足』に直面している」と報道しています。中国が箸の価格を値上げした原因は今年の4月1日から、使い捨ての木の箸に対して5%の消費税を課すことになったためです。AP通信の報道によりますと、一部の日本の輸入業者はベトナムやマレーシア、ロシアから新たな供給者を求めているということです。
日本割箸輸入協会の福岡一郎事務局長は、「中国が割箸の価格を値上げしたことから、日本は確かに、その他のアジア諸国から原材料の価格もコストも低い生産基地を見つけようとしている。しかし、これは容易なことではない。割箸は労働力集約型産業に属しており、中国は依然として絶対的な優勢を持っている。したがって日本にとって今後もやはり、中国が最適な輸出国であろう」と述べています。
記者が調査したところによりますと、日本では、中国製の割箸一本の価格は約1円から2円に対して、日本産のそれは2円から20円もするということです。
日本のラーメン屋の店員は、「中国製割箸が値上りしても、暫くの間大きな影響はない。中国の割箸の価格が圧倒的に優勢であるからだ」と話していました。(つづく 王玉華)
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