中国国際放送局紹介 日本語部紹介
Home
五世代の大家族
   2006-06-02 10:00:38    cri
 大連市に住む・田子春さんは今年103歳の女性です。田子春さんは、すでに65歳になっている長男の荘乾濱さん一家を始め、孫の一家、曾孫の一家、そして玄孫を含めて、五世代にわたって一緒に暮らしています。その一家を合わせるとなんと76人にもなります。息子の荘さんの話によりますと、子春おばあさんは今も元気で、明るく、物事にこだわらないタイプの人だそうです。若いときから人助けが好きで、子どもの教育にも厳しかったと言います。今も、相変わらずよく冗談を言い、お見舞いに来る親族とも笑い話をしたりして、とても皆から親しまれているということです。荘さんは、母親のことを次ぎのように紹介してくれました。

  

 「身近な親戚だけでなく、遠い親戚もよくお見舞いにきていますよ。私の従兄弟が来るたびに『子春おばあさんはかわいいね』と言っています。というのは、母はよく冗談を言って、みんなを笑わせるからです。行事がある時は、家はとても賑やかです。孫の兄弟たちも家族を連れて来ます。彼らはまず母の所へ行って挨拶します。すると、母はすごく上機嫌になり、必ず笑顔で一人一人の顔にキスするのです。今でも、70歳になった三男が来ると、母は子どもの頃と同じように彼の顔にキスするのです。それから、彼の頭を撫でながら『この人は誰?』と私に聞くんです。私はわざと『知らないよ』と答えると、母は『私の息子じゃないか』と言い返すのです」。

 このように、103歳になる子春おばあさんは、家族の中心的存在です。毎年旧暦の正月・春節には、荘さんの家は年始の挨拶やお見舞いに来る親戚で賑わいます。特に子春おばあさんの誕生日になりますと、大騒ぎになる程集まってきます。「誕生日の食事の時はすごいです。いつも十人以上囲める大テーブルを三台用意しています。99歳の誕生日を祝った時は、そのテーブルを6台も用意しても足りなくて追加したほどでした。人がますます多くなるので、直接母に向っておめでとうと言うために、列に並んで順序に挨拶をすることにしています。ほら、この写真を見てください。孫たちが母と乾杯しているところです。母はお酒が好きで、毎日のお昼と夕食には少し飲んでいます。ですから、皆がお酒を勧めに来ると、母はとても喜びます。最後には、自分から『もう少しビールを頂戴』と言い出したりしました。家族はみんな母のことを大事にしています。私たち兄弟はむしろ母のことを神様のように思っています。美味しいものがあると、真っ先に母に上げています。中国では、カラスでさえ恩返しするという諺があります。われわれ子どもとしてはもっともっと親孝行しなくてはならないですね。兄弟や孫のお嫁さんたちも母に優しくしています。例えば、弟の嫁たちは、よく母に洋服を買ってあげています。そのたびに母は喜ぶのです」と、荘さんは幸せそうに話していました。

遼寧
v 科学技術の革新 2006-05-26 10:23:03
v ロボットの設計者 2006-05-19 10:37:51
v 新農村の「都会人」 2006-05-12 14:29:40
v 対外開放に取り組む 2006-05-05 16:35:41
v 新農村の「都会人」 2006-05-01 16:06:16
v 遼寧の農業改革 2006-04-25 10:31:27

   Your Name:   
    E-mail:           
   Comments:
   

  • 今日のトップニュース
  • 今日の国内ニュース
  • 今日の国際ニュース

  • • 基礎中国語
     皆さんは、ここで中国語と日本語に耳を傾け、フラッシュによる動画を楽しみながら、中国の風習や伝統文化を思う存分味わうことができます……

    • 「北京ワクワク」の購入について
     中国語講座「北京ワクワク」(上巻と下巻)のテキストは、日本の皆さんが初めて中国語会話を学習するための入門編です……
    |  link  |  E-メール  |
    © China Radio International.CRI. All Rights Reserved.
    16A Shijingshan Road, Beijing, China