十一月初めの北京は例年より暖かい日が多かった気がします。気象専門家は、今年もまた暖冬を迎えることになると予測しています。寒さに弱い私にとって、暖冬はあまり悪いことではないですが、地球の温暖化をこの様に実感してしまうと本当に心配になりますね。

　さて、今日の民族メロディーでは、中国の有名な民謡歌手・呉静の歌を紹介しました。呉静は、中国東方歌舞団の民謡歌手で、1980年代に中国で大ヒットしたテレビドラマ「西遊記」の主題歌・「女児情（女の気持ち）」で一躍有名になりました。

　この「女児情」は、彼女の優しく甘い歌声が、恋をする乙女の気持ちを生き生きと描き出しています。

　M.　「女児情」　

　「私がテレビドラマ「西遊記」の主題歌「女児情（女の気持ち）」を唄った後、国内外から、「あなたのような歌手が現れるのを待っていた」との、心のこもったお便りをたくさん頂きました」

　では、では続いてお送りしますのは、その呉静と有名な男性歌手・牟玄甫が唄った青海省の民謡「花児与少年（花と少年）」です。この歌で彼女は、その歌唱力の高さを充分に表現しています。

　M.　「花児与少年」