前回の民族メロディーは張躍樞さんの曲を2つお聞きいただきましたが、見事な演奏テクニックがよく分かりますね。1991年、張さんは北京で初のリサイタルを行い、大成功を収めました。その後、張さんは深セン芸術団と共にアメリカ公演を行い、その卓越した演奏テクニックでアメリカの人々を魅了しました。その後、アメリカ政府から栄誉国民賞も受賞しています。張さんの活躍はそれだけにとどまらず、バイオリンの名曲「梁山泊与祝英台」をで演奏するなど、革新的な試みが話題となっています。では、張さんの演奏で、「梁山泊与祝英台」の高胡バージョンをお聞きいただきましょう。この曲は中国古代の有名な恋物語「梁山泊与祝英台」を題材としたものです。
M3.梁山泊与祝英台
お聞きいただいたのは「梁山泊与祝英台」でした。
中国民族音楽、今日は中国の有名な高胡の演奏家・張躍樞さんと彼の作品を紹介しました。最後にもう1曲、張さんの演奏を聞きながらお別れしましょう。「平湖秋月」。これも、張さんの故郷・広東地方の名曲です。
M4.平湖秋月
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