 |
 |
千人による箏の演奏・長春 |
野外コンサート・広州 |
「中日文化・スポーツ交流年」は今年春から始まり、先週幕を閉じました。先月の29日、交流年のファイナルコンサートが開催され、日本から松任谷由実さんをはじめ、中孝介さん、酒井法子さん、w-inds、Gackt、そして中国でも非常に親しまれている谷村新司さんなど、豪華な顔ぶれが勢ぞろいし、ステージを繰り広げました。中国の政治の中心、人民大会堂で開催され、大いに盛り上がりました。
さて、今週は先週に続いて、中央テレビ局CCTVが主催した「民族楽器コンクール」の模様をお伝えします。今回のコンクールには、以下の二つの特徴があります。

|

|
ファイナルコンサート |
ファイナルコンサート |
一つは、コンクールの開催に先立って、9月に、そのPRのために広州、上海、西安、長春の四都市で、野外コンサートが開かれました。中国の東西南北にある4都市で、それぞれの地方の民族音楽を披露したほか、各地で千人が一斉に同じ曲を演奏する千人規模の演奏もありました。番組では、地方特色のある広東地方の「彩云追月」(月夜の流れる雲)と西安の「秦韻」(秦の趣)をお聞きいただきます。
もう一つの特徴は、海外からも多数の選手が参加していることです。決勝に進出した海外組の6人のうち、たった1人、日本人がいました。二胡を演奏した東京から参加の中西桐子さんです。中西さんは準決勝で、一夜にして、中国での有名人になりました。番組では、そんな彼女のインタビュー、決勝で弾いた「豫北暢想曲」(河南幻想曲)を聞いていただきます。
|