
4年に1度のスポーツ大会と言えば、オリンピックやワールドカップなど、世界的なものがすぐ思い浮かぶでしょう。実は、中国には、少し毛色の異なったスポーツ大会があります。全国少数民族伝統スポーツ大会です。
今年11月10日から18日にかけて、第8回全国少数民族伝統スポーツ大会が広東省広州市で催されます。33の選手団、8千人近くの選手が出場し、15の正式競技、150の公開種目が行われます。
大会聖火のリレーも、もちろんあります。9月24日、珠江の源流地、雲南省曲靖市沾益県で採火され、内蒙古や寧夏、新疆、広西をリレーし、すでに、ゴールとなるラサに到着しました。そして、開催日の前日には、主催地の広州で盛大な引渡し式が行われる予定です。

中国は総人口の91.6%が漢民族で、残りが55の少数民族です。そして実は、各少数民族はそれぞれ特色のあるスポーツ種目を持っています。全国少数民族伝統スポーツ大会の開催は、独特の伝統的スポーツを通じて、体力と技能を競い、また交流しあう場を提供しようというものです。
では、このスポーツ大会の歴史を振り返ってみましょう。第1回大会は1953年、天津で開催されました。そして、その29年後、内蒙古の中心地フフホトで第2回大会が行われました。それ以来、4年に1回催され、1986年には新疆ウィグル自治区のウルムチ、1991年は広西チワン族自治区の南寧、1995年は雲南省昆明、1999年は北京とチベット自治区のラサが開催地となりました。
そして2003年9月6日からの8日間、銀川市で行われた前回の第7回大会には、台湾を含む各省や自治区、直轄市及び中国人民解放軍、新疆生産建設兵団など34の選手団、加えて、30の視察団、報道関係など、合わせて9000人以上が参加しました。設けられたのは14種目の正式競技と120種目余りの公開種目でした。(編集:藍暁芹)
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