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竜鳳茶(二)
   2006-06-05 15:02:07    cri
 第六に乾燥仕上がりです。まず強火であぶり、熱湯をくぐらせ、これを三度繰り返します。その後ハイロと言う乾燥炉にいれるわけですが、火が強すぎて、茶がくすぶらないよう注意します。

 ハイロにいれておく日数は固形茶の厚さの違いによって一週間から二週間くらいまで いろいろです。日数が満ち足りたら、湯気をくぐらせ、色だしをして、密閉した部屋に置き強い風で扇ぎます。そうするとよい艶がでるのです。皇帝に献上される竜鳳茶はこのようにして作られていたのです。

 竜鳳茶の飲み方です。新茶でない場合は固形茶をまず清潔な容器の中で熱湯に浸します。

 表面の膏が一重か二重はがれたところで止め、それを取り出してとろ火であぶり乾燥します。乾いた茶を紙で包み、槌で砕きます。それをヤゲンと言う小さな臼で磨ります。その場合、飲むたびに磨る事が必要です。磨ったばかりの茶は立てたときに色が白くなりますが、磨って一晩置いた茶は色が悪くなるからです。磨った茶はふるいにかけますが、ふるいの目は細かいほどよいのです。お茶を立てるにあたっては湯加減が大切です。お湯がぬるいと大きな泡ができて、よくありません。お湯が熱すぎると泡が立たないのです。又茶を立てる前に湯飲み茶碗を火にあぶって温めておきます。お茶を立てるときには温めた茶碗の中に磨って振るいにかけた固形茶の粉末を茶匙でいれます。そしてお湯をすこし注し、むらのないように匙でかき混ぜます。又お湯を注し、強くかき回します。更に添え湯をし、湯呑み茶碗に四分目ほどのところで止めます。立てたお茶の表面が真っ白になればよくなったと言えるのです。

 

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