勉強すれば得する、一言スポーツ中国語の時間です。今週のトピックスでは、知的障害者スポーツの祭典、スペシャルオリンピックスの話題を取り上げました。この大会も、オリンピックと共にスポーツの祭典の一つということが出来ると思いますが、改めて、いくつかある大会の名前について、整理しましょう。
まずは、再来年、北京で開かれるオリンピック、もう一度おさらいしましょう。オリンピックは、
「奥運会」
と言います。オリンピックというのを音訳しているのです。奥という字に運動の運、そして会と書いて、奥運会となるわけです。
そしてオリンピックと同じく4年に一度、同じ場所で行なわれる身体障害者のスポーツ大会、パラリンピックも以前、取り上げました。パラリンピックは、
「残奥会」
と言います。残る、奥の会と書きますが、ここの「残る」というのは、障害を持った方のことを、中国語では障害が残った方と書きますから、その残る、を使った言葉というわけです。オリンピック大会の後に行われることだからオリンピックの後に「残る」大会という意味ではありませんので、注意してください。
では、今週のトピックスに出た「スペシャルオリンピックス」ですが、これは
「特奥会」
と言います。特別の特に、奥と会・・・スペシャルオリンピックス・・ですから、特別の特を使うというわけです。
要するに、中国語では、パラリンピックも、スペシャルオリンピックスも、全部「#奥会」となるわけです。この「#奥会」の前に「残」や「特」などを付け加えると、それぞれ、パラリンピックとスペシャルオリンピックスの意味になるわけです。
では、今日勉強した、オリンピックに関わる三つの言葉をもう一度おさらいしましょう。
「オリンピック」--「奥運会」
「パラリンピック」--「残奥会」
「スペシャルオリンピックス」--「特奥会」
以上、今週のスポーツ中国語でした!(文章:王丹丹 10/25)
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