勉強すれば得するスポーツ中国語のコーナーです。今週は中国が「テニス」で盛り上がっていましたから、テニスに関する用語をご紹介しましょう。
以前、全英、全豪などの4大大会についての中国語を勉強したことがありますが、今日は2回目となります。まずは、基礎の基礎、中国語でテニスっていってみましょう。
実は、中国人もテニスっていう外来語を使っていますが、中国語ではこういいます。
「網球」
です。つまりネットを隔ててプレーするスポーツというわけです。
卓球や、バドミントン、バレーボールなども、同じくネットを隔てたスポーツですけれども、なぜか、中国語でこのテニスしか、「網球」とは言わないのです。
さて、ボールを打つことを、日本語ではストロークといいますが、中国語では、
「撃球」
といいます。つまり、球を打つという意味ですね。
さらに、ネット際でボールをダイレクトに打ち返す、いわゆるボレーというプレーもありますが、これは
「網前球」
と言うのです。網というのはネットという意味ですから、ネットの前で球を打つってわけです。
続いては、テニスのサーブなんですが、サーブはバレーも卓球も全て同じ、みんな「発球」といいます。ただテニスの場合は一回につき、2度サーブを打つことができます。日本語で、ファーストサーブ、セカンドサーブなんていいますが、中国語では、ファーストサーブは、
「一発」
と言い、セカンドサーブは、それについで
「二発」
となります。ついでに、二回ともミスした場合は、
「双誤」
と判断され、相手側に1点が入ります。つまり、日本語でいうダブルフォルトというわけです。
では、今日勉強した言葉をおさらいしましょう。テニスは「網球」、ストロークは「撃球」、ボレーは「網前球」、ファーストサーブは「一発」で、セカンドの場合は「二発」です。それから、ダブルフォルトは「双誤」となります。以上、今日のスポーツ中国語でした。(文章:王丹丹 07/17)
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