今日は球技で使われる中国語をご紹介しましょう。「球技」と一口に言っても色々。日本語では一まとめにすることが多いようですが、中国語は使用される球の大小によって、分類がされます。例えばバトミントン、テニス、卓球といったスポーツは小さい球を使うので、『小球』といい、サッカー、バスケットボール、バレーボールなどは『大球』と呼ぶというわけです。
小球 xiao(3)qiu(2) 大球 da(4)qiu(2)
バドミントン、テニス、卓球といった「小球」は、試合方式もよく似ています。例えば、1対1で対戦するシングルス、2対2のダブルス、男女ペア同士で戦うミックスダブルスに分かれていることも全く同じです。
中国語で、シングルスは『単打』、ダブルスは『双打』、そしてミックスダブルスは『混合双打』といいます。『単』は『単独』つまり一人の意味。『双』は日本語と同じく、中国語でも「二つ」のことで、『双打』は二人でスポーツをやるという意味になります。『混合』は、別々のものを一緒に混ぜる意味で、『混合双打』は、男女1人ずつが"混ざり合って"試合を戦うというわけです。
単打 dan(1)da(3) 双打 shuang(1)da(3)
混合双打hun(3)he(2)shuang(1)da(3)
試合の開始、サーブは『発球』。『発』は中国語で、『発射』など、何かを打ち出すという意味。『発球』は、文字通り、ボールを出す。レシーブは、『接球』。この『接』は『受ける』の意味で、勿論『接球』は『ボール』を受けることだけでなく、受けてそして返すという意味です。
発球 fa(1)qiu(2) 接球jie(1)qiu(2)
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