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柔道のプレ大会、北京で開催
   2007-11-21 16:16:17    cri

 北京五輪のプレ大会、柔道の北京オープンが15日と16日、来年の北京五輪のために建設された北京科学技術大学体育館で行われました。中国、日本、ロシア、ドイツなど16の国や地域から、114人が大会に出場しました。

   

 柔道をお家芸とする日本は、アテネ五輪の金メダリスト、内柴正人選手、上野よしえ選手など、実力のある選手を派遣しました。一方、中国は、ホスト国として70人あまりの選手団を結成して、今大会に臨みました。試合前、中国のヘッドコーチ、付国義さんは、プレ大会の目標について、「ホスト国だから、やはり、いい成績をとりたい。ただ、中国代表はまだまだ若い選手たちが多いから、力のある選手がいる今大会を通じて、選手に試合経験を積んでもらいたいというのが一番の目標だ」と語りました。

 柔道は、1964年の東京オリンピックで正式種目となりました。

 現在、オリンピックでは、男女7階級ずつが行われていますが、このプレ五輪は、男女2階級ずつ行われました。二日間の日程で、毎日男女一種目ずつ行うというやり方は、オリンピックの本番と全く同じです。午前からの予選、そして午後に敗者復活戦、夜の決勝で金メダルを決めます。中でも、15日に行われた男子66キロ級では、アテネ五輪の金メダリスト、内柴正人選手が出場するということで、大きな注目が集まりました。

 アテネ五輪で全て一本勝ちで金メダルを獲得するという偉業を成し遂げた内柴さんは、今回は残念な結果に終わってしまいました。決勝で、ロシアのガダノフと対戦。二人とも、慎重に試合を運んで、技が出ないまま、終盤まできたんですが、時間切れ直前に、ロシア選手に有効が出て、内柴選手は、まさかの敗退を喫してしまいました。試合後、内柴選手は敗因について、「今一歩技を出す勇気が足りなかった。今年3回目の試合で、感覚が戻ってこなかったということがある」と語りました。

 初日に、金メダルを逃した日本は、2日目の女子63キロ級では、日本の上野よしえ選手が見事に優勝しました。試合後、上野選手は、「金メダルを狙って戦っていたので、優勝できてうれしかった」と語りました。

 結局、今大会の男女4階級で、ロシア、フランス、イタリア、そして日本が金メダル一つずつを分け合うという結果となりました。中国は銀一つ、銅二つを獲得したということです。

 二日間の日程を終え、今回の柔道プレ五輪は、滞りなく終えることができました。来年のこの会場では、柔道とテコンドーの試合が行われることになっています。あわせて22個の金メダルが誕生します。どんな熱戦が繰り広げられるのか、今から非常に楽しみです。

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