勉強すれば得する、一言スポーツ中国語の時間です。今週のトピックスは、中国国内バレーリーグのことを取り上げました。今回はスポーツそのものの用語というよりも、こういったリーグ戦が行なわれるときになくてはならないものの言葉を勉強します。
さて、バレーボールリーグを始め、バスケット、サッカー、卓球など、いずれもリーグ戦という形で試合が行われています。各チーム、個人が総当りの形で一定期間試合を行う形をリーグ戦というんですが、まずこのリーグという言葉を勉強しましょう。
「聯賽」
といいます「聯」という字は「連なる」という意味の耳偏の感じです。少し複雑な字ですが・・それにサイコロの賽という字・・これが中国語の試合という意味になるのは以前、このコーナーで勉強しました。
続いてなんですが、長期間行なわれるスポーツのリーグ戦には多くの資金がかかります。これを支えるのが企業のスポンサーということになります。
中国では、少し前はこういった概念はあまりなかったと思うのですが、現在ではこのスポンサーというのは当たり前のものになっています。「スポンサー」は、
「賛助商」
と言います。賛成の賛に助ける、それに商業の商。つまり賛助する商人ってわけですね。では、もうひとつ。各種のリーグ戦で、チームの地元と敵地の2ヶ所で試合をして、成績を決める方式、つまり日本語では「ホームアンドアウェー」といいますが、これを中国語では、
「主客場」
となります。主人の主にお客さん、そして場所の場となります。つまり地元のホームの試合を「主」、相手の敵地のことを「客」というわけです。その二つを合わせて「主客場」というふうに言います。
中国では、人を迎える側ことを「主」といい、お客さんや相手のことを「客」と言います。だから、地元で試合をする「ホーム」の場合は、「主場」、相手の地元で試合をする「アウェー」の場合は、「客場」となるわけです。
以上、知って得するスポーツ中国語でした。(文章:王丹丹 10/04)
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