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「日本の自治体職員在中国 加油」、今月と来月は横浜市上海事務所の斎藤信明所長です。
横浜市と上海市が友好都市提携を結んだのは1973年11月30日。中日国交正常化実現の翌年のことでした。上海にとって、海外の都市と結んだ初めての友好都市提携でもありました。
それから15年後の1987年10月、横浜経済貿易代表処(通称「横浜市上海事務所」)が上海に設置されました。斎藤さんは3年前に、この事務所の10代目所長として赴任してきました。
「もし運命というものがあるとすれば、そういうことなんだろうなぁ」
感慨深そうに斎藤さんは語ります。彼の生まれた日は1977年11月30日、上海・横浜友好都市提携の調印記念日からちょうど4年後の同じ日なのです。
今回の番組では、斎藤所長が中国と深いつながりを持つに至ったプロセスをはじめ、横浜と中国との産業交流をめぐってお話を伺います。その紹介によりますと、中国大陸に進出している横浜の企業は500社余りに上り、主な産業は自動車部品、電気・電子と機械加工などです。その一方で、華為(ファーウェイ)、BYD、長安、長城自動車技術センターなど多くの中国企業も相次いで横浜に進出し、拠点を作るようになっています。中国企業にとっての横浜の魅力、底力とは何か。
ご存じでしょうか?日本発の「バーコード」が中国で最初に使われたのは上海でした。横浜と上海の友好都市交流の中で、1996年に上海に初めて導入され、そこから中国全土に普及したのだそうです。そんなここでしか聞けないお話が盛りだくさんです。
斎藤所長は中国留学の経験もあり、流行情報に敏感な中国の若者たちを相手にしても、流暢な中国語で切り返すことができます。大変明るい性格の持ち主のため、インタビュー中にも朗らかな笑い声が絶えません。スタジオの中も斉藤所長のお陰で、最初から最後までハイテンション!後半の中国人大学生からの質問に答えるコーナーも、ぜひお聞き逃しのないように。
【プロフィール】
斎藤信明(さいとう のぶあき)さん
1977年生まれ
2002年 創価大学経済学研究科博士課程前期終了後、横浜市に入庁
横浜市交通局などでの勤務。
2008年~2010年 経済産業省に出向
2010年9月~13年9月 浙江大学経済学院博士課程に留学。
この間、2010年に開かれた上海万博の日本産業館の企画イベント「横浜ウィーク」に企画者として参加。2014年2月から 公益財団法人横浜企業経営支援財団に入社し上海に赴任して、現在に至る
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