9月29日、日中国交正常化36周年にあたるこの日、日中通訳・翻訳人材の育成を目的とした「日中翻訳学院」（http://fanyi.duan.jp）が東京・池袋で開講しました。Record Chinaが伝えました。

三潴正道教授

　日中翻訳学院は日本の中国系メディア「日本僑報社」が創立しました。9月29日に本格始動し、第一弾として若手の研究者向けに中国語読解力を養成する「三潴塾」を開講しました。

　日本僑報社は設立12年。これまでに日中関連書籍180冊を刊行しており、日中両国を対象とした作文コンクールには1万人近くが参加しています。また、中国語学習支援センターや日中交流研究所の設立、中国語学習会「漢語角」の開催など、日中両国における民間交流を積極的に推し進めています。

　今回新たに開設された日中翻訳学院では、優れた翻訳・通訳人材の育成を目指しています。第一弾として開講した三潴正道教授（写真）の中国語読解力育成講座「三潴塾」に続き、武吉次朗氏の中国語和訳講座「武吉塾」、段躍中氏の中国語作文講座「段塾」なども順次開講していく予定です。