いよいよオリンピックまであと一月になりました。最後のカウントダウンといった按配ですが、北京市内では交通規制が始まったり、ボランティアの活動がスタートしたり、オリンピック公園がオープンしたりして、本番を迎える体制を整えつつあります。
7月1日から北京オリンピック観客コールセンターもサービスを開始しました。この電話番号12308というホットラインは毎日15時間、国内外の観客に観戦関連の交通案内、会場案内、競技の情報、また、入場時の安全検査についての関連事項などの情報を提供するものです。
この12308のほかにも、8桁の特別受付番号もあります。12308001は中国語の標準語、12308002は英語、日本語は12308004、韓国語は12308010となっています。ほかにも、広東語や福建語のサービス電話も設置してあります。しかもほとんどの問い合わせには1分間で満足できる答えが得られるということです。
このコールセンターでボランティアをする人は外国語専攻の大学生のほかに、定年後ご元外交官、帰国留学生、さらに、北京で留学している外国人もいるそうです。
オリンピック開催時、北京にいる各国や地区のお客さんの心強い味方になるために、北京オリンピック組織委員会とボランティアたちは充分な準備を続けてきています。
さて、今週の番組ですが、四川大地震発生後、大勢のリスナーからお見舞いのメッセージや復興へのお気遣い、北京オリンピックへの関心などについてお寄せいただいたため、今回は、四川大地震後の復旧作業などについてのお便りを中心に、前半と後半に分けて、ご紹介しました。
詳しくは番組のほうをお楽しみください。
(整理:東)
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