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挨拶中の東工大中国留学生学友会の韓氷会長 |
挨拶に立つ菅直人民主党代表代行 |
第22回東工大中国人留学生との集う会が3日、東京で行われました。
これには、東工大で留学中の中国人学生と千葉大学、中央大学、早稲田大学、東京外国語大学などで勉学中の日本人学生、菅直人民主党代表代行、それに中国大使館の代表ら100人余りが参加しました。
開会挨拶に立った菅直人民主党代理代行は、「今から24年前に、日本の3000人の青年が当時の胡耀邦中国共産党主席のお招きを受け中国を訪れた。私もそのうちの一人として中国を訪れました。ある夜、天安門広場で中国人の若者とフォークダンスをしたり、花火を見たりしていました。あれから24年の歳月が過ぎましたが、当時のことは昨日のことのように今もはっきりと覚えています。日本に帰った後、日中友好のために何かできるかと考えた末、東工大で留学中の中国人学生と日本人学生との交流を行うための集いを行うことになりました。それ以降、毎年のようにこのような集いを行っています。」と述べました。
東工大中国留学生学友会の韓氷会長は東工大留学中の中国人留学生を代表して挨拶に立ち、まずこの集いを主催した菅直人さんご夫妻及びその他の関係の方々に感謝を示しました。韓氷さんは東工大で電子物理工学を専攻しています。
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感謝状の贈呈 |
韓氷会長は更に次のように述べました。「2008年は、中日平和友好条約締結30周年であり、また中日青少年交流年でもあります。この年に、中日両国政府が合わせて4000名に上る学生を派遣しあって相手国を訪問することを決めました。これは、両国政府が国民感情を改善し、両国関係発展の基礎となる国民同士の相互理解を強化するための重要な措置だと思います。東工大で留学中の中国人留学生も今後とも、様々な活動を通して、両国国民の相互理解と相互信頼を強め、両国の友好交流事業を強化するために積極的な役割を果たしていく」と語りました。
席上、東工大で留学中の李光哲全日本中国留学人員友好聯誼会会長は、当大学の中国人留学生を代表して、日中友好関係増進のために力を尽くし、また東工大の中国留学生のために行き届いた配慮をしてくださった菅直人さんに感謝の気持ちを表す感謝状を贈呈しました。
集いでは、両国の学生たちは打ち解けて話しあい、和気藹々の雰囲気に包まれました。
(カメラ:kokusei)
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