中国語を勉強している人にとっては、自分の中国語が一体どのくらい通用するのかが気になるところ。そんなとき利用したいのが、中国語検定試験です。
来月、中国政府公認の中国語検定試験「ビジネス中国語検定試験(BCT)」が、日本ではじめて実施されることになりました。中国政府公認の中国語検定と言えば、日本ではHSK(中国語能力認定試験)がおなじみですが、HSKは、中国の大学へ入学する際などに必要な中国語の総合力を見る試験とされています。今度、日本で実施されるBCTは、実務ビジネスに必要な中国語能力を見る試験で、「中国語版TOEIC」と言えば分かりやすいと思います。このBCTは、これまでは中国国内をはじめ、海外ではシンガポールや韓国で実施されてきました。しかし最近、日本でもビジネス界で中国語の需要が高まっていることを受け、日本での実施が正式に決まったということです。
BCT試験の内容は「ヒアリング・読解」と「作文」の2科目。今年の実施日時は12月22日、会場は東京・大阪・京都・名古屋などの予定です。詳しくは、日本BCT事務局のHPをご覧ください。(http://www.bct-jp.com/)
今週もリスナーからたくさんのお便りを送っていただきました。その中の一通をご紹介します。
東京都杉並区の小山優さんから
「10月の放送で、北京では地下鉄5号線が開通し、多くの人が利用していると話していましたね。それにしても、運賃2元はうらやましいです!北京の地下鉄が、日本みたいなギュウギュウの満員列車にならないことを祈ります」
今週の「ホットホット通信」のコーナーでは、中国国家図書館の中にある「日本出版物文庫閲覧室」についてご紹介します。(担当:任春生)
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