秋になり、北京市内の美術館や博物館では、さまざまな展示が行なわれています。そんな中、11月、「日本浮世絵芸術名品展」が行なわれることになりました。今年は中国と日本の国交正常化35周年で、「中日文化・スポーツ交流年」でもあります。それにあわせた企画となります。
今回の展示は、中国国際交流協会と長野県日中交流協会が主催するものです。日本浮世絵博物館の所蔵品およそ100点が展示されるもようで、その中には、世界に1枚しか現存しない喜多川歌麿の女性画など貴重な作品も多いそうです。
浮世絵というと日本の庶民生活を題材にしたものも多いので、中国の市民にとっては非常に興味深いと思います。展示期間は11月15日から12月12日まで、会場は北京市の中華世紀壇世界芸術館です。
今週も、リスナーのみなさんからたくさんのお便りをいただきました。その中の1通をご紹介しましょう。
静岡県富士市の皆野川和恵さんから
「日本語部のみなさん、ニーハオ!お元気でいらっしゃいますか?北京も秋たけなわでしょうか。とても心地よい気候のようですね。紅葉の季節にはまだ少し早いでしょうが、少しずつ葉の色が黄色に変わりつつある頃だと思います。こちらは富士山のふもと、いま秋富士がとてもきれいです、夕焼け空に七色に輝く富士山、とてもすばらしいです。梨や栗、みかん、りんご、そして、ホカホカの焼き芋、食べ物も美味しい季節です。そんな好物を食べながら、元気で働けることのありがたさを実感しております。スタッフの皆様もお体に気をつけて。祝ニー健康!」
今週のホットホット通信のコーナーでは、北京在住の日本人翻訳家・泉京鹿さんへのインタビュー(後半)をお届けします。(担当:任春生)
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