4日、中国社会科学院が「2007年全国主要都市のホワイトカラー賃金標準」を発表しました。この基準は物価や居住費、交通費などを総合して、各都市ごとに算出されています。まず金額がトップだったのが香港です。香港のホワイトカラー賃金基準は、人民元に換算して1万8500元(日本円でおよそ28万6000円)。ついで、マカオの8900元(日本円で13万8000円)、上海の5350元、深センの5280元、温州の5020元となりました。
ところで、トップ5の都市を見ていると、みんな南方都市です。中国ではやはり、南方のほうが経済の中心になっていますので、ベスト5に北方の都市は入りませんでした。かろうじて、首都の北京が5000元で第6位にランクインしていますが、上位はほとんど南方の都市が占める結果になりました。
今週も、リスナーからたくさんのお便りをいただきました。岐阜県中津川市にお住まいの今尾吉宏さんからは、秋の味覚「栗」についての質問をいただきました。
「当地の名産は栗です。日本では『栗きんとん』や『栗おこわ』など、栗を使った食品がいろいろあります。そこで質問なのですが、中国では栗をどのようにして食べますか」
この質問については、今週の番組の中でお答えしています。ぜひお聞きください。
今週の「ホットホット通信」のコーナーでは、宮沢賢治の作品集が中国で翻訳出版されたことについて、サンマーク出版編集部の梶原光政さんへのインタビューをお送りします。(担当:任春生)
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