北京舞踏学院は、中国の首都・北京市の紫竹院公園の北側にある芸術大学です。ここは舞踊教育における中国の最高学問機構で、世界で最も規模の大きな舞踊専門大学の1つです。これまでの50年間で、中国そして世界のために、優れた舞踊家を育成してきました。
北京舞踏学院は、面積が57,333平方メートルで、現在、教職員が500人あまりいます。教師は330人で、このうち、助教授は95人、教授は22人です。在籍学生数は2000人あまりいます。
開校して50年間、北京舞踏学院は、実力のある教師陣をそろえ、専門課程や各種教材を充実させてきました。勤勉な学風で、研究・実践で数多くの業績を残しています。特に、ここ数年、学院で創作した舞踊・舞台劇作品は数が多いだけではなく、質も高くて、国内外で高く評価されています。また、外国の大学と数多くの文化交流活動を行い、国際的な舞踊コンテストで数多くの賞を受賞しています。北京舞踏学院は、世界で最も強い影響力をもつ舞踊大学のひとつとなっています。
北京舞踏学院は、これまでに、舞踊家、舞踊振付師、舞踊ディレクター、舞踊歴史研究者などを育成してきました。これらの人材は、国内外で活躍しています。北京舞踏学院は、「舞踊家育成のかご」と呼ばれています。
1998年、北京舞踏学院は、国家人事省、文化省に「全国文化活動モデル大学」に認定されたほか、同年、国家学位委員会により「修士学位授与機構」に認められました。また、1999年から、舞踊学専攻修士を募集し始めました。北京舞踏学院は、全国の舞踊教育の最前線に立っており、舞踊教育の発展を探りながら、世界一流の舞踊専門大学を目指して邁進しています。(担当:任春生)
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