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茶館の入口 |
茶館の素敵内装 |
陳列のプーアール茶 |
茶館内の様子 |
最近、日本で中国茶がブームとなっているそうです。中国茶は、健康にいいと言われ、リラックス効果も期待できるので、世界で愛飲者が増えているようです。北京在住の日本人に、中国のお茶文化をより深く理解してもらおうと、北京市内で中国茶体験講座が開かれています。
今回の中国茶講座は、北京市内の茶館「泰元坊(たいげんぼう)」が主催したものです。この茶館の一室が会場です。
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于佳平講師のお茶入れ1 |
于佳平講師のお茶入れ2 |
受講の様子 |
この日は、中国茶に関心のある日本人が何人か集まっていました。国家認定茶芸師・于佳平さんが、中国茶の種類や産地、美味しい淹れ方や器選びのコツなど、日本語の通訳をまじえながら、丁寧に教えていました。
なぜ、今回の講座を日本人対象にしたのか、于佳平さんにお話を聞きました。
「この茶館では、中国茶講座を4年ほど前から開いていますが、ここ最近は、外国人の参加者が増えています。特に、日本や韓国の方です。日本にも素晴らしいお茶の文化があり、中国茶に親近感を持ってくださっているのを感じます。今年は中日国交正常化35周年であり、中日文化スポーツ交流年でもありますね。ですから、日本人を対象にした講座を行うことは非常に意義があると思います」
今回の講座は、「中国茶の基礎知識」からスタートしました。たとえば、種類。中国茶には7種類あり、「緑茶」「青茶(例:ウーロン茶)」「白茶」「黄茶」「紅茶(例:キーマン紅茶)」「黒茶」「プーアール茶」と分類できるそうです。この講座では、有名な銘柄のものや希少価値の高いものなど、さまざまな中国茶を紹介してもらいました。受講者は試飲をしながら、その味わいの違いを楽しんでいました。
その後、中国茶を淹れる作法などが紹介され、受講生たちが自ら「お手前」を体験し、3時間の講座はあっという間に終了しました。講座終了後、受講生のひとりにお話を伺いました。北京語言文化大学に留学中の佐藤育美さんへのインタビューです。
「中国に来て、一度、中国茶を楽しむチャンスがあり、中国茶芸に興味を持つようになりました。今日は、いろいろなお茶があることを改めて知って、面白いなと思いました。自分がお茶を淹れるときはちょっと緊張しましたが、楽しかったです。お茶の種類や道具などを、3時間にわたって知ることができました。また、体験もできて、すごく楽しかったです。『もっと知りたい』という興味がわいてきました」
今回の体験講座は、今年の「中日文化スポーツ交流年」の認定事業のひとつになっており、7月末まで定期的に開催していくことが決まっています。また、今回の講座とは別に、国家認定の茶芸師資格合格を目指す人のための講座も随時開催しているということです。中国人だけでなく、外国人の方も受講資格がありますので、 興味のある方は参加してみてください。
詳しくは、茶館「泰元坊」のHPをご覧ください。
アドレス:www.bjtyf.com
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