19日付けのフジサンケイ ビジネスアイによると、スーパー大手のイオンと百貨店大手の伊勢丹が、2008年に中国の首都、北京市にそれぞれ出店するという。08年8月に開催される北京五輪を契機に、日系だけでなく、欧米、アジア系も含めて北京での出店競争が激化しそうだ。
北京に進出している日系流通企業では、イトーヨーカ堂がすでに6店出店しており、08年までに10店体制にする計画を打ち出している。コンビニのセブン?イレブンの店舗も50店を超えている。
イオンはこれまで華南地区で22店展開してきたが、日系流通2強の争いが北京に飛び火し、仏カルフールや米ウォルマートも巻き込んだ形で激しい"首都攻防戦"が繰り広げられることになる。
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