2007「日中文化・スポーツ交流年」実行委員会は2007「日中文化・スポーツ交流年」親善大使として、文化親善大使に女優の酒井法子さん、スポーツ親善大使に卓球選手の福原愛さんを任命しました。5日午前東京都内のホテルでその記者発表会が行われました。
2007「日中文化・スポーツ交流年」実行委員会の内田欽也事務局長は、「2007「日中文化・スポーツ交流年」の目標である次世代の中国国民に新しい日本と日本人のイメージを伝えるという観点から、親善大使の条件として、中国での認知度、好意度ともに高い人物であることに重点を置いて検討した結果、酒井法子さんと福原愛さんをそれぞれ文化親善大使とスポーツ親善大使に任命した」と述べました。
2007「日中文化・スポーツ交流年」親善大使は、計画されている主なイベントに参加することを通して、2007「日中文化・スポーツ交流年」をアピールし、日中両国国民、特に将来の日中関係の担いてである青少年の相互理解を深め、両国の交流がさらに発展するように日中の架け橋としての役割を担います。
福原愛選手は「三歳の時から長い間中国の方々と交流させていただいた私にとって、スポーツ親善大使として任命されたことはとても光栄に思っています。これからも卓球を通して日本と中国の架け橋なれればいいなあと思います。また来年北京オリンピックが開催されるので、更にスポーツも盛り上がるように、2007「日中文化・スポーツ交流年」の活動を一層広げていきたいと思っています」と抱負を語りました。
酒井法子さんは「今まで中国のTVコマーシャルやコンサートなどでいろいろ活動させていただきました。それと国交正常化30周年記念コンサートのほうにも参加した経験があります。どの活動を通してもすごく中国の活力とパワーを感じて、たくさんの喜びを受けました。少しでも私は中国の皆さんにありがとうの気持ちを返すつもりでこの親善大使を努めていきたいと思います。」と述べました。
補足
2007「日中文化・スポーツ交流年」とは
2007「日中文化・スポーツ交流年」は、2007年が日中国交正常化35周年にあたり、これを記念して日中両国国民、特に次世代の日中の青少年間の相互理解を深めることを目的に、年間を通じて一連の記念事業を実施するものです。更に、2008年は、日中平和友好条約30周年記念、また、北京五輪が開催され、2010年には上海万博の開催が決定しており、日中間の交流を一層拡大、深化させる好機が到来しています。
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