19日付けの京都新聞によると、京都府舞鶴市と周辺の愛好家でつくる「舞鶴ギター合奏団」が今月末、友好都市の中国・大連市を訪問し、「日中合同ギター演奏会」に出演するという。
両市の友好都市提携25周年を記念した市民交流事業で、団員らは「音楽を通じて心の交流を深めたい」と訪中を楽しみにしている。
団員らは28日早朝に出発し、同日午後4時から大連大学音楽ホールで、大連市音楽家協会ギター分会との合同演奏会に出演。モーツァルトの名曲やタルレガの「アルハンブラの想い出」、日本の民謡などに加え、ふるさとの川をテーマに団員の久保明生さんが作詞した「伊佐津川」を合唱とともに披露する。
団長の嵯峨根さんは「精いっぱい演奏して、日中友好の懸け橋になれるよう頑張りたい。交流を積み重ね、将来は大連からギター合奏団を招きたい」と話している。
|