
中日国交正常化35周年を祝して、中国北京市西城区豊盛少年宮の40名余の少年少女が10日、東京都渋谷区ケアコミュニティ多目的ホールで訪日公演を行いました。

可愛い少女達は、中国の少数民族・チベット族の舞踊「聖舞吉祥」、ダイ族の舞踊「春が来た」、蒙古族の舞踊「草原の朝」と「緑への憧れ」、ウイグル族の舞踊「鼓の響き」、漢民族の舞踊「蝶々」、古筝の演奏「台風との戦い」など盛りだくさんのレパートリーを披露して会場を埋め尽くした人々から盛んな拍手を受けました。

今度の訪日公演について西城区政府外事弁公室の騰新華主任は「今年中日国交正常化35周年に当たり、また、近年外国の方々との市民レベルの交流を行いたいと言う人々の意識が高まっていることから子供訪日団を連れてきた。去年西城区の大人訪日団が友好区関係を結んだ中野区を訪問し交流活動を進めた。今回の子供訪日団は日本外務省や日本駐在中国大使館からも大きな関心を寄せ支持を与えてくれた。」と話しました。

団の中で最年少の李若涵君は今年6歳、宣武区北京小学校の一年生です。李君は「4歳の時から踊りの稽古をし始め、毎日ではないが稽古がある時にはしっかりやる。日本は初めてで、暖かくて北京と変わらない。」と言い、最後に「東京はカラスが多いのに気づいた」と付け加えました。
|