第33回創価大学創立杯中国語弁論大会が11月11日、創価大学学生ホールで行われました。
創価大学中国語研究会によるこの中国語弁論大会には、創価大学、関東国際高校、グレッグ外語専門学校、神田外語大学及び下関市立大学の学生8名が参加しました。激しい競い合いの末、創価大学経済学部四年生の建石智行さんが一等賞、同じく創価大学三年生の坂本清乃さんが二等賞、神田外語大学三年生の松山紘子さんが三等賞をそれぞれ獲得しました。また、下関市立大学三年生の西風彰さんには北京放送局賞を、関東国際高校三年生の桜井りえさんには敢闘賞を与えられました。一等賞を手にした建石さんは、「上海交通大学で一年間留学した。その間、新疆や西安などに行き、列車の中で中国人の学生やおばさんらと仲良くなり、色々なことを楽しく話し合った。初めての出会いとは言え、彼らは果物などをご馳走してくれて、心の温かい人々だと旅で強く感じた。中国の料理の中で一番好きなのは、雲南省出身の段先生が作ったトマトと卵の炒めで生涯忘れられない。就職は一応内定したが、中国へ派遣される可能性のある会社で、覚えた中国語を生かしたい」と嬉しそうに言いました。
北京放送局賞の西風さんは、「近年中国の発展は早く、今後中国ビジネスが増えると思い、中国語を勉強し始めた。北京大学で一年間留学した。中国は料理の種類が多く、どれもこれも美味しいが、中国の友人のうちでご馳走になった餃子が最高に美味しかった。外国語を勉強するコツはよく聞くこととよく喋ることだと思う。大学卒業後、旅行会社の添乗員となり、日本を訪れる中国人の案内をするのは夢だ」と話しました。八人の弁士の中でただ一人の高校生の桜井さんは、「家の隣に中国人がおり、またクラスにも、中国人のクラスメートが6人、中国人と日本人のハーフの子供のクラスメートもいる。中国語ができたら彼らと話をすることができると思って勉強し始めた」と話してくれました。
創価大学中国語研究会は、中国語専攻の学生と中国に対し関心を持つその他の学部の学生100人を超す学生からなるサークルで、中国と関連する様々な活動を展開しています。
カメラ:kokusei
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