中国の仮面展が東京都文京区の日中友好会館で行われています。
この仮面展では、江西省と貴州省の仮面約100点を始め、衣装や小道具などを展示しています。その多くは村人達が代々大切に保管してきたものや地元の仮面職人の手によって彫られたものなど、貴重なものばかりです。
仮面には、古くから不思議な力が宿るとされてきました。それを身に着けることで、幸せや恵みをもたらす神や超人的力を持つ英雄になったり、或いは家の柱や壁に掛けることで、家内安全の願いを託したりします。仮面一枚一枚には、人々の生活や息遣いや感性が生き生きと反映されています。
仮面展は10月22日までとなり、訪れる人々の興味を注いでいます。
これに合わせて、10月20日から日中友好会館大ホールで、中国各地の村々で、古くから神霊崇拝や吉祥祈願の表現として伝承されてきた郷土芸能、仮面劇を上演します。また、10月17日から23日まで、日中友好会館地下一階第一会議室で中国の食料品、雑貨などを中心に販売する中国物産展が行われます。
詳しきは、財団法人日中友好会館文化事業部にお問い合わせください。
電話:03ー3815ー5085
日中友好会館へは、JR、有楽町線、南北線、東西線「飯田橋」下車徒歩7分。
大江戸線「飯田橋」下車徒歩1分(C3出口)
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