9日の中国外務省姜瑜スポークスマンの定例記者会見のうち、日本に関する質問回答は次の通り。
問 中国と日本が経済閣僚会議を開くかもしれないと伝えられているが、双方はいまこれについて協議しているのか。会議では主にどんな議題が討議されるのか。また日本は最近、中国の東海での油ガス田開発に強い関心を表明したと伝えられるが、どうか。これは中日関係に影響するだろうか。
答 中日両国が経済閣僚会議を行うかどうかについて、私は現在のところ情報を持っていない。先ごろの安倍首相の訪中の際、双方が行った「共同プレス発表」は、経済分野で閣僚級対話を行い、関係省庁間でも協議と官民対話も行うことで合意したと指摘している。これは両国間ですでに決まった原則である。
二番目の質問について。あなたの言う中国側の油ガス開発作業は中国近海の大陸棚で行われている正当な開発活動で、日本がこれに強い関心や憂慮を示すのは必要のないことである。
問 アジア太平洋経済協力会議(APEC)の際の中日、中米首脳会談の具体的日時についてお尋ねしたい。またAPECの際、中日、中米外相会談が行われる予定はあるのか。
答 崔天凱次官補は今週火曜日のブリーフィングで、APEC会合の際、中米、中日の指導者が会談を行うと発表した。中ロ両国元首も会談する。APEC会合は日程が非常に詰まっているので、具体的な会見の日時については各国間でなお調整する必要がある。APEC閣僚級会議は15日から16日まで、非公式首脳会合は18日から19日まで行われる。
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