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私と北京放送・長島敬一(中) 
   2006-10-19 16:54:59    cri

 

3 国際中国語学院を設立

 私は日本に帰国してから、早速中国語の学校「国際中国語学院」を作りました。

 当時は中国語の学習を出来る学校が少なかったので、社会的価値が認められ、新聞に大きく報道されました。開校式には生徒が60名も集まり、市長を始め市の国際交流協会の課長も駆けつけて祝辞を戴くなど、盛大な開校式を挙行することが出来ました。

 教材は全て北京放送局の教科書を使用し、北京放送を聞きながらの学習は生徒の評判も良く、運営も順調でした。北京放送局のアナウンサーを講師に招いたり、宿泊研修をしたり、楽しみながら中国語を学習する企画は、受講生からも大いに歓迎され生徒のレベルも向上ました。

 中国語学院も今年で12年になりますが、ここまで続けてこられたのは北京放送局の皆さんのご指導のお陰と感謝しております。この学院からは既に300人もの卒業生を出しています。学校の先生、中国で仕事をしている人、中国人と結婚した人などさまざまです。

 中国語の発表会に、演劇やコーラス、漢詩の朗詠など毎年参加して、NHK浦和支局長賞、国際交流協会会長賞などを受賞、経済産業省の公認事業所にもなって広く社会に認知されています。

4 「北京放送を聞く会」から発展した「北京放送友の会」

 「北京放送を聞く会」は長い歴史と伝統の下に中国及び北京放送局との友好関係を築いて来ました。しかし、時代の変遷に伴い、全国組織を発展的に解散し、各県別に機動力や特徴を持った運営に切り替えることになりました

 そこで埼玉としては、私が責任者となって、単に中国語の学習者による組織から、北京放送を支援し、中国語の学習も重視しながら、日本と中国の友好関係を理解した組織の結成を考え、「北京放送友の会」として設立総会を開催し、今日まで継続してきています。

 設立総会は埼玉県庁のある浦和の埼玉会館において開催し、当時の北京放送東京支局長だった林濤さんも参加され、マスコミにも大きくとりあげられました。

 北京放送友の会は毎年中国旅行を計画し、訪中時には必ず北京放送局を表敬訪問して現在も継続して友好関係を深めています。

 北京放送友の会は国際中国語学院ともタイアップして、放送局の関係者が来日したときの歓迎会などにも積極的に参加して交流を深めています。

 また、地元上尾市の市民ギャラリーにおいて「日中文化交流展」を2年に1度程度開催し、多くの市民、県民、外国人に参加を呼びかけ、真の日中友好、国際交流を深めています。会場では変わり行く中国の写真、掛軸や陶器などの美術品、中国語会話教室、中国の歌の練習、太極拳の披露、中国訪問時のビデオ放映などを織り交ぜて、中国への理解を深めるために一役買っています。

 (お断り)

 「北京放送友の会」会長を務められていた長島敬一さんは、先月急逝されました。3回に渡ってご紹介する長島さんのインタビューは、お亡くなりになる直前に取材したものです。突然のご逝去に対してご冥福をお祈り申し上げるとともに、北京放送友の会の会長としてのご活躍に改めて感謝しつつ、生前のインタビューを掲載させていただきます。

kokusei
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