北京放送聴取者奥田黄石篆刻展 7月14日から開催
三十五、六年前、大阪から東京の府中市に引っ越してきた奥田さんは、今は東京学芸大学名誉教授の小木太法さんに勧められ、篆刻を始めました。これは奥田さんの篆刻との出会いだそうです。
篆刻の持つ内容の大きさ深さに魅力を感じている奥田さんは退職後北京への語学留学を決意し、そして研修旅行を江南地方に選びました。そこで、奥田さんは中国の書家 、篆刻家、画家、作硯家ら多くの方々と出会いましたが、彼らとの交流の中で、篆刻への刺激を増幅させていきました。
帰国後、奥田さんは更に高い目標を掲げ篆刻技術を研鑽しつづけてきました。その篆刻した数々の作品は好評を博しています。
そして、ここ二、三年の印稿から、詩句印をメインに、肖形、模刻、吉語印などを選び出し展覧し、詩句印には奥田さんの訳とコメントを添えました。
ちなみに、奥田さんは1988年から北京放送を聞き始めた聴取者です。
展示会は7月14日から18日までとなっています。
展示場所:府中グリーンプラザ分館
電話: 042‐336‐6087(奥田正彦)
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