2月19日から2日間にわたって、「北京ー東京囲碁愛好者新春交流会」が北京で行われました。今回の囲碁交流会は、東京都日中友好協会、北京市人民対外友好協会などの共催で行われ、北京と東京から、それぞれアマチュア棋士6人が参加しました。8年前に始まったこの囲碁交流会は、今回で9回目となります。
小さな碁盤が、交流の舞台となって、囲碁をやる人々の心をつなげました。お互いに言葉が通じなくても、石を打つことで、心のふれあいができたのです。
素人にとっては根気のいりそうで、とっつきにくいイメージのある囲碁の魅力的なところを中日両国の出場者に伺いました。「囲碁というのは、考え方が奥深い」、「一旦死んでも、また、別な場面で戦って、また生き返るという敗者復活は魅力的だ」「将棋は、動き方が決まっているけど、囲碁はどこに打ってもいい。それは難しいが、その自由なところが面白い」と様々な答えが返ってきました。
言葉が通じなくても、一つの碁盤に向かって、同じルールに従って、囲碁を楽しみ、交流ができます。
「このような交流大会によって、中国と日本の民間交流が促進される。ますます盛んになる民間交流によって、両国関係も、きっと順調になると思う」と今回の主催者の趙洪文さんが語りました。
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