東京都がアニメ産業の振興と育成を図るために毎年実施している「東京国際アニメフェア 2006」が、26日に東京・ビッグサイトで閉幕しました。会期は3月23日から3月26日までで、一般公開日は25日と26日。当日入場料は大人が1,000円、中高生が500円。

名探偵コナン	ナルト

　3月23日と24日の2日間は、ビジネスデーとなり、世界中からバイヤーが集まり、商談が行われます。会場には国内外から250を越える企業・団体がブースを出展し、PRを行います。また、特設シアターと特設ステージ、ステージIIでは、アニメに関連したシンポジウムや、出展各社による記者発表が開かれ、アニメ・コンテンツ業界の最新情報が発信されます。

北斗の拳	NANA	鋼の錬金術師	ブラックジャック

　ホールは2005年の2ホールから3ホールに拡大。小間数は昨年から約42%増となる718。256社が出展しており、アニメコンテンツ、ゲームソフト、アニメ関連商品などを紹介している。会場には海外からのバイヤーやマスコミ関係者も多く訪れており、上海市マルチメディア産業協会、北京吉衆勝国際技術発展有限会社なども参加。　

　25日の東京アニメアワード2006受賞式で見事「アニメーション　オブ　ザ　イヤー」に受賞したのは劇場版 「鋼の錬金術師　シャンバラを征く者」でした。テレビ部門では「ブラック　ジャック」、劇場映画部門では「名探偵コナン　水平線上の陰謀（ストラテジー）」などが優秀作品賞に受賞しました。