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兵士や生徒たちへバイオセーフティーの教育を実施

2018-04-14 12:56:33     cri    

 中国は一昨年から、4月15日を「国家安全教育日」としています。3年目を迎えた今年は、13日に国家衛生健康委員会、中国疾病予防センターによる「バイオセーフティー」をテーマとした様々な活動が行われました。軍の兵士たちを実験室に招いてセミナーを開いたり、学校で講座を行ったりして、感染症の予防に関する知識を伝えています。

 これについて、国家衛生健康委員会の科学教育局実験室処の梁氷副処長は「バイオセーフティーは安全対策の重要な部分である。予防、検査、治療のレベルが向上するにつれて、かなりの対応力がついたが、国際交流が進んでいる今、都市の人口密度が高まり、以前のような地域的なものだった脅威が全国化、もしくはグローバル化する恐れがある」と述べました。

 中国疾病予防センターでウィルスの研究に携わっている黄保英さんは、「中国は今、世界的に知られるウィルス156種類の検出が可能であり、24時間以内にそのウィルスのすべての遺伝子を配列分析できる」と述べました。

 また、予防センター実験室管理処の趙赤鴻処長は、「学校でこうした教育を行うことにより、生徒たちにバイオセーフティーの基礎知識が伝わる。基本的な予防方法を教えて、意識を強化させていきたい」と述べました。(Lin、森)

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