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<ボアオ・アジアフォーラム>習主席、国内外企業家と対話

2018-04-11 22:05:25     cri    

 習近平国家主席は11日午前、海南省ボアオの国賓館で、ボアオ・アジアフォーラムの現任理事や次期理事と面会したほか、ボアオ・アジアフォーラム2018年年次総会に出席した国内外の企業家代表らと座談会を行いました。習主席は座談会で、「中国の改革は現在進行形で、完成形はない。改革の歩みは止まることなく、開放のドアを閉めることはない。中国経済の急行列車に乗り込み、中国の改革開放・発展成果を分かち合いたい」と改めて強調しました。

 11日午前、習主席はボアオ・アジアフォーラムに出席した国内外の企業家代表51人と座談会を開きました。代表は米国商会、日本トヨタ自動車や英国プルデンシャルグループなどの責任者です。

 習主席は席上、「この会議を通じて、中国政府は国内外の企業家らと直接交流でき、多くの価値ある意見とアドバイスを得られ非常に有意義に思う。ボアオ・アジアフォーラムは経済をメインとするフォーラムで、企業家はこの活動に参加する主体として、フォーラムの17年に及ぶ発展に積極的な貢献をした」と評価しました。

 また、「中国は国内外の企業家の投資と創業へより豊かで秩序ある環境を提供する。各国の企業家は中国の改革開放の新たな道のりにおいてより多くの成果を挙げ、更なる発展を得てほしい。中国の『一帯一路』構想は、中国が改革発展を通じて人類に福祉をもたらし、互恵共栄発展の実現を促すものである。中国は東アジア経済共同体の青写真を制定することにより、アジア太平洋自由貿易区の建設を共に推し進めたい」と強調しました。

 座談会に出席した企業家らは、機会を掴んで中国の改革開放プロセスに積極的に参与し、「一帯一路」を共に建設して、企業の更なる発展を図り、アジア・世界経済の繁栄を共同で推し進めたい意向を示しました。

 今年はボアオ・アジアフォーラム理事の交代の年にあたり、新体制の理事会が組織されました。第8期国連事務総長である潘基文氏が理事に就任し、第12期全国政治協商会議副主席で中国人民銀行の周小川元総裁がボアオ・アジアフォーラム中国側首席代表に選出され、副理事長を兼任することになりました。習主席は11日、現任理事や次期理事と面会しました。

 その際に習主席は、「新体制の理事会はフォーラムを新たな段階へと導き、アジアと世界の平和・発展に新しい貢献をもたらすと信じている」とし、「中国はボアオ・アジアフォーラムのホスト国として、フォーラムにより広い発展空間を提供するとともに、フォーラムが中国の発展に引き続き注目、支持することを望む。そして、中国と世界の共同繁栄に積極的な役割を発揮するよう期待する。さらにアジアに立脚してサービスを提供するとともに、開放と包容を堅持し、世界各界の人士の交流を推し進めて有益な意見を広く吸収し、各国政府と企業の協力展開に知的支持を提供し、国際社会が関心を寄せる課題について、より多くの『ボアオ方案』を打ち出すべきだ」と述べました。

 一方、ボアオ・アジアフォーラムの理事長を務めてきた日本の福田康夫氏、次期理事長である韓国の潘基文氏は、「習主席が昨日の開幕式で行った基調演説は中国の取り組みを明確にした。重要な開放措置を宣言し、改革精神に溢れるものであり、非常に感動し、敬服した。国際社会各側は中国のように改革開放、革新発展の道を進み、アジア運命共同体及び人類運命共同体の建築に尽力すべきだ。フォーラム理事会は自らの努力を尽くす所存である」と表明しました。(怡康、星)

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