会員登録

<ボアオ・アジアフォーラム>習主席、各国トップと「一帯一路」について話し合う

2018-04-11 17:09:04     cri    

 習近平国家主席は10日、海南省でボアオ・アジアフォーラムの開幕式に出席した後、オランダのマルク・ルッテ首相、パキスタンのシャヒド・カカーン・アバシ首相、モンゴルのオフナー・フレルスフ首相、フィリピンのドゥテルテ大統領とそれぞれ会談しました。「一帯一路」における協力について話し合っています。

 習主席はこの日午後、ボアオ国賓館で、中国を公式訪問しているオランダのマルク・ルッテ首相と会談しました。習主席は「中国とオランダは地理的に『一帯一路』構想におけるパートナーである。トップデザインを作り、双方の協力展開へ条件をもたらしたい」と述べました。

 これに対して、ルッテ首相は「オランダと中国の関係は緊密かつ重要である。オランダは、両国の協力を深め、『一帯一路』でパートナー関係を立ち上げ、互恵共栄の関係を実現したい」と述べました。

 習主席はまた、パキスタンのシャヒド・カカーン・アバシ首相との会談では、「伝統的友情を盛り立て、引き続き支え合い、より緊密な運命共同体を構築していきたい」と強調しました。また「いかなる国も、パキスタンの内政に干渉すべきではなく、パキスタンが国家統一を維持し、テロを取り締まることを断固として支持する」と述べました。

 これに対して、アバシ首相は「パキスタンと中国との経済回廊は、両国そして地域の発展にとって極めて重要なものだ。パキスタンは金融やエネルギー、農業、インフラ、人的資源などについて、中国との協力を拡大していきたい」と述べました。

 

 習主席はさらに、モンゴルのオフナー・フレルスフ首相と会談し、「中国は、モンゴルとハイレベルや各クラスの往来を密にし、『一帯一路』構想とモンゴルの『草原の道(ステップルート)』という発展戦略を結び付けていくチャンスを掴み、各分野の協力や文化交流を拡大していきたい」と述べました。

 これに対してフレルスフ首相は、「モンゴルは『一帯一路』を支持し、各分野で中国と連携を強化していきたい」と述べました。そして、朝鮮半島や東北アジアの平和や安定に中国が重要な貢献を果たしていると高く評価しました。

 そして、フィリピンのドゥテルテ大統領と会談した習主席は、「両国の指導者は両国関係に対してトップデザインを作り込み、それぞれの取り組みを結び付け、『一帯一路』の枠組みや各分野での互恵協力を推進していくべきだ」と述べました。

 これに対してドゥテルテ大統領は、「フィリピンは、21世紀の海上シルクロードの共同建設に参加し、貿易や漁業、安全保障などについて中国と緊密に協力していきたい。また、南海について、平和や安定を維持して両国の協力の場としていきたい」と述べました。(藍、森)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS