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イラン学生通信によりますと、イラン最高指導者の外事顧問アリー・アクバル・ヴェラーヤティー氏は8日に記者の取材に対して、イラン核問題の最終合意を引き続き履行していく意向を示す一方で、米国が最終合意から脱退するなら、イランは、地域と国際における影響力のある国として自国の利益に基づいて相応の行動をとると表明しました。
ヴェラーヤティー氏は「米国が最終合意から脱退、合意に背いた行動、もしくはその他の国を通して間接的に合意を破棄するなら、イランはそれに対応する能力を持つ」と述べました。さらに「イランには複数の選択肢があり、自らが行き詰まるようなことは無視できない」と強調しました。
今年1月、トランプ大統領は、イラン問題をめぐる制裁免除期間を最後に一度だけ延ばすことを宣言しました。5月12日をイラン核問題の最終合意修正の締切りとし、時間までに満足できる修正案が出なければ、最終合意から脱退すると警告しました。これに対してイラン側は、イラン問題について新たな協議をすることはないと主張しています。(Mou、星)
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