去年、米国は「不安定をもたらすイラン政府の影響力を解消して、中東でのイランの勢力拡大を抑制する」といった戦略を発表しました。

　これに対してハメネイ師は、「アメリカは世界各地で扇動や破壊をするような役割を果たしており、中東でのイランの影響力を批判し続けている」と指摘しました。

　また、米国と同調するフランスなどヨーロッパの一部の国が「イランの中東での影響力は破壊的である。弾道ミサイルの開発を中止すべきだ」との懸念を示しています。　これに対してハメネイ師は、「中東でのイランの影響力は、ヨーロッパとは関係ない」と反論しています。

　（ジョウ、森）