中国の馬朝旭国連大使は23日、国連総会で水に関する中国の取り組みについて説明しました。

　馬代表は、「中国政府は、革新的で協調的、そして環境にやさしく、開かれた共通の発展という理念を積極的に実行し、人と水が協調した発展の道を歩もうと努力している」と表明しました。

　水に関する中国の取り組みについて馬代表は、「まず、非常に厳しい水資源管理制度を実施し、経済レベルの向上やエコな発展を進めている。次に、水の利用効率を全面的に高め、国民全体で節水活動を行っている。3つ目に水資源開発の際に生態保護を重視し、クリーンな生産や無害化処理、水のリサイクルを進めている。4つ目に水質汚染対策を加速させて流域の水質向上を図っている。5つ目に、水生態の修復に力を入れ、水源地の保護を強化し、生態にやさしい町づくりやスポンジシティーの建設を進めている。6つ目に水質改善への体制を整え、社会が共同で取り組む枠組みを形成している」と説明しました。（Mou、森）